久々に薪割り
何ヶ月ぶりだろうというくらい久々の薪割り。
乾燥させておいた玉切りの薪の周りには
草花が生い茂っています。
残っていたのはカラ松とナラとりんご。
今日はそれぞれの特徴と割り方について。
りんご

りんごは割るとほんのり甘い匂いがします。
その匂い故に虫が入りやすいのは欠点。
しっかり干すことが大切とじじはいいます。
火持ちもよくて良い薪なのですが
節がめちゃくちゃ多く繊維は
捻れているものが多いです。
中心部分はスポンジのように
衝撃を吸収するためなかなか割れません。
あまりにも節が多いものは
ザコといって小さめに切って
そのまま燃やす部類へ変更しました。
カラ松

カラ松は煤が付きやすい、とか
煙が多い、なんて言う方もいて
あまり人気がないようですが
焚き付け材としてとても重宝します。
松ヤニに火がつきやすく
我が家の焚き付けには欠かせません。
そんなカラ松はまず斧で小さくなるまで
割っていきます。
皮が厚いので最初に真っ二つにするのは
少し多く叩く必要がありますが
中心だけでなく隅まで叩いて
縦のラインを作るように叩くと割れやすいです。
半分になればあとは割れやすい。
ある程度の大きさまで切れたら
キンクラの出番です。
より火が着きやすいように細く割っていきます。
ただ、カラ松も節があれば
真っ直ぐには割れにくいです。
そんなときは無理に割らず
そのまま使います。
キンクラで割っていくと
徐々にカランっと軽くなる音になりますが
それがなんとも心地よい〜。
ナラ

重いですが火持ちが最高で
薪材でも高級材料です。
よくキャンプ場などにも売っていますが
先日訪れた所では
6本700円で売っていました!!
そんな高級のナラは
斧を当てても跳ね返されるような硬さがあります。
ですが硬いが故に筋が通るとスパッと切れます。
カラ松とはまた違った音で
スパッと切れる瞬間は快感です。
ナラは火持ちが良いので
焚き付けで十分に火がついてから
使いましょう。
最初は細く小さいものから燃やすのがおすすめ。
まとめ
どんな木材も節がある所は割れにくいです。
割る時はなるべく節を下にして割るのがおすすめ。
節へ直接叩いてもなかなか割れません。
斧でどうでも割れなければ楔を使います。
ハンマーで楔を打っていくと徐々に割れます。
それでも割れない場合や敵わない場合は
小さく切って使うザコにするがおすすめ。
実際燃やす時にそのまま入れる感覚が最高です。
なかなか手間がかかりますが
材料を自分で作る感覚はたまりません。
一生できないとわかっているからこそ
できるときに多く作っています。
薪ストーブの出番がもうすぐ!
楽しみです^^
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